酵母とは?
酵母とは、直径5~10ミクロンという小さな単細胞を持つ菌類のことです。
細胞内に核を持たない原核生物(大腸菌など)とは異なり、細胞内にある核部分に遺伝子情報を持っている真核生物の一種です。
キノコやカビと同じ菌類に属しており、外部の有機物を利用することで育つ微生物に分類されます。
酵母は古くからさまざまな食品加工に利用されており、味噌やパン作りに欠かせない成分となっています。
酵母のはたらき
酵母には、有機物に含まれる糖をアルコールと炭酸ガスに分解するはたらきを持っています。
酵母は分解にともなってどんどん分裂・成長していきますが、この過程を『発酵』と呼んでいます。
有機物を発酵させると、体の消化・代謝を促進する酵素が大量に発生します。
酵素は体にとってなくてはならない成分なので、近年、酵母は酵素を生み出す有用菌として、健康食品への応用が注目されています。
酵母の効果
酵母が生み出す酵素には、体内に取り込まれた食物の消化・吸収を助ける効果があります。
消化・代謝が促されると、体の新陳代謝が活発になり、脂肪が燃焼しやすくなることから、ダイエットへの効果が期待できます。
また、消化・吸収がよくなるため、未消化物が出にくくなり、便通の改善につながります。
ほかにも、病気や疾患に対する免疫力が向上するなど、さまざまな効果を得ることができます。
さらに、酵母はたんぱく質やビタミンB群、葉酸、ビタミンD、アミノ酸などさまざまな栄養素を含んでいるため、栄養補給にも優れた効果を発揮します。



